ゼロコーラは体に悪いのか体への影響は?砂糖の量はどれくらいで太る太らない?

健康のためにコカ・コーラよりもゼロコーラの方を飲んでいるという方は多いと思いますが、体に悪いという影響はないのでしょうか。
近所のスーパーにはコカ・コーラの横にゼロコーラが置いてあって「少しでも体にいいのなら」とゼロコーラを買いたくなってしまいます。
しかしネットでゼロコーラに調べてみると「体に悪い」の文字もあって、子供が飲むならコカ・コーラそれともゼロコーラ?
そこで今回の記事ではゼロコーラは体に悪いのか体への影響と、砂糖の量はどれくらいで太る太らないのかを調べました。
ゼロコーラは体に悪いのか
結論からいいますとゼロコーラは体に悪いとは言い切れませんが、最新の研究では「発がん性のリスク」が指摘されています。
ゼロコーラにはスクラロースとアセスルファムKという人工甘味料が含まれていて、スクラロースの甘さは砂糖の約600倍、アセスルファムKの甘さは砂糖の約200倍!
砂糖と比べると甘みが多いのですが、カロリーがほぼないのでゼロカロリーとして飲めるのがゼロコーラの魅力です。
ゼロコーラは0kcal、砂糖の量も0g。
ただしフランスでの研究によると人工甘味料スクラロースとアセスルファムKの摂取量とがんリスクに関連があると発表されました。
人工甘味料を摂取していない人に比べて摂取している人の方が、アセスルファムKで13%のリスク上昇とのこと。
毎日大量のゼロコーラを飲みすぎなければ、体に悪いということはなさそうですが、とても甘みの強い甘味料が使われているので、小さな子供が日常的に使って甘みに慣れてしまうのは危険です。
ゼロコーラの体への影響は?
2つの人工甘味料スクラロースとアセスルファムKの体への影響について調べました。
スクラロースの体への影響は
スクラロースは国際的にも安全性が確認された甘味料で、次の機関でもスクラロースの安全性が認められています。
米国食品医薬品局(FDA)
欧州食品安全機関(EFSA)
世界保健機構(WHO)
国連食糧農業機関 (FAO)
スクラロースはゼロコーラに使われているほかにお菓子やデザート類などに使われていますが、私たち一般家庭が購入することはできない甘味料です。
スクラロースの安全性が確認されている反面、化学式でみると塩素化合物に分類されて、138度以上の高温で燃焼すると有毒ガスが発生するといわれています。
アセスルファムKの体への影響は
アセスルファムKは安定性が高く切れのある甘味料で、日本の厚生労働省で安全性の認められた甘味料です。
FAO(食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が設けている「JECFA」の安全評価をクリアしていて世界的にも安全性も認められた甘味料と認知されていますが、妊娠中のラットが摂取した場合は子供に影響がでることが報告されています。
そのため妊娠中・授乳中はなるべくアセスルファムKの摂取を避けた方がいいともいわれています。
とはいえ、人工甘味料は血糖値やインスリン値への影響はなく、糖尿病を引き起こすという証拠は見つかっていません。
糖尿病や糖のコントロールが必要な人にとっては、安心して摂取できる甘味料といえます。
砂糖の量はどれくらいで太る太らない?
スクラロースとアセスルファムKは砂糖と比べると、甘さが600倍と200倍。
しかしどちらも炭水化物(糖+食物繊維)ではないので、カロリーゼロで太る心配はありません。
スクラロースは1日経つとほぼ100%排出されるので、ゼロコーラを飲んで太ることはないと考えらます。
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