クリスタルガイザーは体に悪いの?赤ちゃんにも飲めるのか青キャップの品質が違うのご案内

クリスタルカイザーといえば日本でも多くの人に飲まれているミネラルウォーターで、自動販売機やコンビニスーパーでも販売されています。
ところがクリスタルカイザーについて調べると「体に悪い」という文字が見つかります。
値段が安くて飲みやすい水のクリスタルカイザーなのに、体に悪くて子供も飲めないのは本当なのか気になります。
そこで今回の記事では、クリスタルガイザーは体に悪いのか、硬水は子供赤ちゃんにも飲めるのかは白と青のキャップによって品質が違うことをご案内します。
クリスタルガイザーは体に悪いの?
クリスタルカイザーは体に悪いというのは、微量ながらヒ素が含まれていると言われているからです。
ただし体に影響を与えるほどのヒ素の量ではなく、飲んでも大丈夫な量であるのは間違いありません。
クリスタルカイザーのヒ素含有量については、シャスタ産とオランチャ産それぞれ次の容量が含まれているといわれています。
シャスタ産:0㎎/L
オランチャ産:0~0.0029㎎/L
ヒ素については以前、ひじきの中にも微量のヒ素が含まれていると、英国の研究発表が公表されました。
厚生労働省によるとひじきを食べることで健康上のリスク(危険性)が高まることなはいと発表しています。
WHOが1988年に定めた無機ヒ素の暫定的耐容習慣が定められていますが、ひじきの場合は毎日約5g以上を摂取しなければ健康被害を起こす可能性はありません。
ヒ素は自然界に存在する成分なので食物に含まれることがありますが、極少量なので食べたり飲んだりしても健康に害を及ぼすことはありません。
クリスタルカイザーは赤ちゃんにも飲めるのか
結論から言いますと、クリスタルカイザーは軟水なので赤ちゃんでも安心して飲むことができます。
クリスタルカイザーの硬度は38㎎/Lで粉ミルクの調乳にも使うことができますが、70度以上のお湯で調乳することが推奨されています(厚生労働省乳児用調製粉乳に関するガイドライン)。
参考:大塚食品
硬度38㎎/Lは日本の水道水を同じ硬度なので安心して赤ちゃんにも使えます。
特にサントリー天然水や六甲おいしい水やクリスタルカイザーなどはミネラル成分が少ないので、ミルク調乳にいいようです。
白と青キャップの品質が違うの?
大塚食品のホームページによると白キャップ青キャップどちらも正規のクリスタルカイザーで白キャップの製品は軽量化したアメリカ仕様のボトルとキャップを共通原料として使用しているとのこと。
輸入者として「大塚食品」がラベルに記載されている場合は、すべてが正規輸入品となります。
なおクリスタルカイザー採水地は2つありシャスタ産とオランチャ産の水源を採用していて、このうちオランチャ産のクリスタルカイザーの方が白キャップを採用していることが多いようです。
白キャップと青キャップは生産地(採水地)が違うとも断言することはできず、正確に採水地を知るためには紙ラベルの山脈の絵柄を見比べます。
シャスタ産は大きな山が2つ並んでいて、オランチャ産は山脈として連なっているイラストです。
一般的にはシャスタ産が青キャップ、オランチャ産が白キャップであることが多いですが、例外としてはシャスタ産でも白キャップの場合があります。
【シャスタ産のクリスタルカイザー】
採水地:アメリカ カリフォルニア州 マウント・シャスタ
硬度:38mg/L軟水
成分:バナジウム5.5μg
飲みやすさ:日本人も飲みやすい軟水
【オランチャ産のクリスタルカイザー】
採水地:アメリカ カリフォルニア州 オランチャ
硬度:53~68mg/L軟水
成分:バナジウム0μg
飲みやすさ:個人差はあるが少し飲みにくいと感じることもある
バナジウムはひじきなどに多く含まれる天然ミネラル成分で、シャスタ産にバナジウムが含まれていることがわかりました。
また微量のヒ素が含まれていると前の項目でも述べましたがヒ素が含まれていも日常生活で毎日飲みすぎない適量であれば、
健康被害が心配されるほどではありません。
大塚食品の公式ホームページでは、クリスタルカイザーの栄養成分が公表されていて、こちらはシャスタ産のクリスタルカイザーの成分表となっているようです。
【栄養成分表示(100mlあたり)】
エネルギー 0kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
ナトリウム 1.13㎎
カルシウム 0.64㎎
マグネシウム 0.54㎎
バナジウム 5.5μg
硬度 38㎎/L
参考:大塚食品
バナジウムとは自然界ではあさり、ひじき、ホタテなどの貝類や海藻類に含まれる天然ミネラル成分。
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